以前から気になっていた『地図記号500』(一般財団法人 日本地図センター)を買ってみました。
地図読み講習のインストラクターをしているので、一般の人に比べたら「地図記号」に接する機会は多いわけですが、それでも講習で扱うのは50前後。
そもそも、地図記号がいくつあるのかというのも疑問に思っていた時に、茶屋町の本屋でこの本をみつけました。
それから2年ほど経ち、ようやく購入することに。
地図記号の解説はもちろんですが、コラムもあって読み応えがあります。
地図記号は時代の移り変わりで追加されたり、廃止されたりするのですが、そういった詳細事項も解説してあるのは面白いですね。
地図記号の由来も書いてあったり。
〇〇点の違いがわかる解説
この本の最初の地図記号の解説は、
電子基準点、三角点、水準点、標高点。
これらの〇〇点のうち、個人的には水準点についてよくわかっていなかったので並べての開設は助かります。
標高点の小数点がついているものと整数なものには明確な理由があるとか…いやはや、まだまだ知らないことはいっぱいありますね。
もちろん、地図記号が500もあるのだから見たことも聞いたこともない記号が多くあります。
実際には使わないような記号でも、こうやって見ているとなかなか面白いですね。
裏表紙の浦安市の地図をよく見ると面白い
裏表紙の浦安の地形図中の「地図記号クイズ」も面白いですね。
地図記号としては簡単なのが多いですが、ディズニーシーの東側に浦安市運動公園の文字があるのが興味をそそられます。
この、浦安市運動公園まで買っておけばディズニーシーは奇妙な形にならなかったのに。
おお、浦安市運動公園の中に三角点があります!
地図記号に興味があれば、ぜひ購入してみてくださいませ。
↓クリックするとamazonに飛びます!