Links.NATUREでは地図読み講習を基礎編1と基礎編2に分けて開催しています。
開催場所は大阪の交野市の私市(きさいち)です。
そしてこの基礎編の2つを受講した人やそのスキルがある人向けに中級編を実施しています。
今回はこの2つの基礎編の違いについて説明します。
目的は?
講習を分けている目的は段階的にスキルを身につけてもらうため。
そして、考えながら学んでもらうために課題・演習の時間、講師からの質問を投げかける時間を比較的多くとっているためです。
※実際に1人で山の中で地図読みをする場合、聞く相手がいません。2人以上いてもその相手の地図読みスキルを信頼できますか?
こういったことから、考えるということに講習全体を通して主眼を置いています。
基礎編1では
地図の種類、地図記号、コンパスや地図の持ち方などがメイン。
まったくの初心者でも大丈夫です。コンパスをはじめて扱う、という人でもOKです。
基礎編2では
基礎編1の内容からエッセンスを簡単に復習します。復習の中でもコンパスの使い方に時間を割いています。
この上で等高線と地形についてがメインとなります。
フィールド講習
基礎編1と2も午前中に上記の内容を中心に机上講習。その後、フィールドに実際にでて地図読みの実践となります。
机上講習のあとすぐにフィールドで実践することによって習熟度があがると思っています。
基礎編1と2ではそれぞれ、フィールド講習の内容が違います。
また、当日の進み具合や参加者の習熟度によりますが、基礎編2では課題が進むにつれて全体のグループから3人程度→2人程度となり最後の課題は1人で取り組んでもらうことになります。
全体を通じてですが、決められたカリキュラムを淡々と進めるのではなく、質疑応答も交えながら参加者の理解度や習熟度を講師側が理解し、場合によっては予定の課題をやめて差し替えたり、とアプローチも変えたりしています。
時間とお金をかけて講習を受けてくださるみなさんに、詰め込みで覚えてもらうのではなく、腹落ちしてより多くのスキルや気づき、発見をしてもらいたいと思っています。
基礎1と受けないと基礎2を受けることができないのか?
よくこういった質問をいただきます。講習自体が月に1回程度なのでスケジュールがなかなか合わず、最初に受けるのが基礎2になってしまうかもしれません。
上記のように基礎2の最初で基礎1の内容を短時間でエッセンスを共有します。
欲を言わせてもらえれば、基礎1→基礎2の順番のほうが理解度もあがるのですが、基礎2からでもOKです。
貴重な関西での地図読み講習
関東、特に東京に比べると関西ではこういった、1日で机上講習+フィールド講習がセットになったものはなかなか他に見当たりません。
山関連のお店では机上講習を実施、違う日にフィールド講習を行っているところがほとんどです。
1日でぎゅぎゅとエッセンスが詰まった、Links.NATUREの地図読み講習に安心してお気軽に参加ください。
日本オリエンテーリング協会のインストラクターの有資格者な私が講師をつとめます。
(次の機会に基礎編と中級編の違いを説明する予定です)
ちなみに1月22日は基礎編2
基礎編1は3月20日(祝・月)
ほな!