運動負荷の高いトレランや距離も長く体を動かしている時間が長いウルトラマラソン。
この2つのレースや普段の練習、アクティビティに欠かせないのが【補給食】と【水分補給】です。
今回は個人的に気に入っている利用している【補給食】と【水分補給】について紹介します。
なぜ補給食は甘いのか?
多くの人からおすすめの補給食はなに?とよく聞かれます。
トレランやウルトラマラソンの場合は必要とするエネルギーを素早く摂取したいために、どうしても「甘いもの」に頼りがちです。
これはパンやお米、おにぎりの炭水化物を食べるより、甘いもの(=糖分)を食べた方がエネルギーとして取り入れられる時間が短いからです。
そのため、ジェルは「甘ったるい(=糖分)」なものジェルのほとんどをしめています。
ただ、甘いものが苦手な人もいるでしょうし、甘いものを1日に何度も口にすると血糖値が高くなったり低くなったりして気持ちが悪くなる人もいます。
まだまだ、甘い補給食が多く販売されていますが、最近ではちょっとタイプの違うものも販売されていて人気が上がってきています。
甘くなく、食べやすい<ゼリータイプ>がお気に入り
ぼくがレースでも普段のアクティビティでも利用しているが、甘くなく食べやすい<ゼリータイプ>のものです。
ゼリータイプのものはいくつかのメーカーから販売されていますが、特にぼくのお気に入りは
MEDALSIT エナジージェル 1個270円(税込)です。
ジェルと書いてますが、どちらかというとゼリータイプなのでつる~んとするっと胃の中へ入っていきます。まあ、少し噛んでからというのもOKですよ。
特にお気に入りは「グレープフルーツとはちみつ(107kcal)」です。
その他に「ブドウとはちみつ(106kcal)」、「リンゴとはちみつ(106kcal)」の計3種類。
MEDALIST(メダリスト) エナジージェル グレープフルーツとはちみつ 5個セット(45g×5個) クエン酸入りエネルギー補給ジェル トレイルランニング 補給食、行動食、エネルギー補給
価格:1350円(税込、送料無料) (2017/7/26時点)
甘くない補給食がさらに進化
2019年春に登場したのがライスピュレ。
トライアスロンで有名な宮地英也さんが監修しているということで、味にも腹持ちにもこだわりが。
パラチノース配合の二糖類で血糖値も上がりにくく内臓への負担も少ない。友人の何人かは「腹持ちがいい」って言ってました。
りんごとはちみつ味なので口当たりもまろやか。ジェルでもなく、固形物でもないけどもこれが良さげ。
1袋で110kcal、これは一般的な塩おにぎり1個分のカロリー程度。
マラソンやトレイルラン、ロングトレイルやトライアスロン、ロードサイクリング(自転車)などのエンデュランス系スポーツに向いてますね。
トライアスロン宮塚英也 ライスピュレ りんごとハチミツのテイストのライスジュレ トレイルランニング 補給食、行動食、エネルギー補給
エネルギーと足つり予防のマグネシウムを同時に摂取
トレランやロードマラソンで怖いのが足つり。
原因はいくつかありますが、汗とともに体外に排出されていく塩分や電解質、ミネラルです。
マグネシウムは塩分とともに足つりの原因の大きなものとして知られています。
そこで、せっかくエネルギージェルをとるなら、マグネシウムも一緒に摂取しよう…というのがMag-on マグオン エナジージェル 1個302円(税込)です。
エナジージェルにマグネシウムが配合されている製品です。味は4種類、どれも1袋で120kcalです。
ただし、お腹のゆるい人は多く摂取すると、マグネシウムの作用でトイレが近くなる可能性もありますので気をつけてください。
わたしの場合は信越五岳110kmやUTMFで定期的に長時間に渡って、このジェルを摂取しましたが、特にトラブルはありませんでした。
Mag-on マグオン エナジージェル グレープフルーツフレーバー×1個 トレイルランニング 補給食、行動食、エネルギー補給
価格:302円(税込、送料別) (2017/7/26時点)
水分補給をエネルギー補給に
トレランやウルトラマラソンでは【水分補給】、みなさんかかさずにそして注意をしながら補給していると思います。
スポーツドリンクやお茶、ミネラルウォーターなどさまざまな種類の中からセレクトしていると思います。
せっかく、水分補給をするならカロリー、エネルギー補給を追加してみませんか?
例えば、ポカリスエットなら500mlで125kcal。ミネラルウォーターならほとんどの場合がカロリー0です。
最近、ぼくが使用しているのは「水に溶かして使用するタイプの粉末、POWERFOODから発売されている「PowerDrink Challenger」(パワードリンク チャレンジャー)です。
1袋270円(税込)で280kcalものエネルギーになります。
基本的に水分はトレランの際には携行して摂取しているので、このPowerDrink Challengerは非常に便利です。
しかもパラチノースを使用しているので血糖値の上昇がゆるやかで長続きするので、ミドルからロングで、効用は発揮します。
味はすっきりしたグレープフルーツで、ぼくは非常に飲みやすい味です。
ドロップバッグがある大会だとあらかじめこの粉末を準備しておいても良いかも。
もし、胃腸系のトラブルがあっても「水分はまだ大丈夫」なタイミングで摂取すれば、すくなからず体内へエネルギーを送り込むことができます。
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好みの味と自分に合う補給食を見つけましょう
今回はぼくのお気に入りを中心に紹介しました。
補給食にはさまざまな種類があり、また味も多くあります。
味の好みは人それぞれ違いますので、自分に合うか確かめてみることが必要です。
大事なレースで初めて食べてみる、というのはリスクが大きいです。
人が美味しいと行っていたのに…
- 自分には合わなくてテンションが下がる
- (自分にとって)まずくて口にいれるのが嫌で補給が止まってしまった…
ということがないように必ず、レース前などに味の確認をしましょう。